クワドロクラスでした。クーロさん、初参戦!

(01)諸々

今日は、一ヶ月に2~3回開催されているクワドロクラスがありました。

生徒たちは4人。
1人30分ずつでソロを踊り、最後に30分、フィン・デ・フィエスタのブレリアの練習。

振付

フラメンコは、生のカンテ、生のギターと合わせるのが難しい。

振付は、カッコ良くて洒落たものじゃなくてもいいから、歌や音楽を聞きながら踊るだけの、余裕が持てる振りが良い。
とっても凝ってて素敵でも、その人にとって歌を聞けない程、音楽を感じられない程、振付を追うことに集中しないと踊れない程、難しい振付は、良い振付とは言えない。
まだ、そのヌメロに馴染がないなら、振付の難易度を下げ、シンプルなことをやり、歌や音楽に馴染む方が先決。
そんな風に私は思う。

そんなこんなのことを、言葉で説明しても、生徒は分かってつもりでいても本当の意味では分からなかったりもする。
でも、実際に、生のカンテ、生のギターと合わせて踊ってみると、その意味を理解する。
正に、百聞は一見に如かず。

グループレッスンで習い、群舞で発表会で踊った振付は、そこで終わらせるのは勿体ない。
そこはゴールではなく、スタート地点に立ったに過ぎない。
その振付をソロで踊る練習をすると、フラメンコが深まる。

難しいけど、振付を踊ることじゃなく、歌を、音楽を踊ることが楽しいんだ!って気付ける。

気付けたら、時間がかかっても、少しずつでも変わってゆく。

だから、クワドロクラスを開催してます。

自分のソロを踊る以外の大事なこと

そして、バイレフラメンコは、踊れさえすればいいってもんじゃない。
パルマも叩けないとならないし、即興でブレリアを踊れないとならない。
でも、そんなの練習しなきゃ、そうそうできるもんじゃない。

だから、クワドロクラスを開催してます。

お初のクーロさん

今日は、カンテにクーロ・バルデペーニャさん、ギターに菅沼さんが来てくださいました。

本当に生の音楽には威力がある。

上述の私の理屈なんかどうでもいいって思える程に威力がある。

理屈なんか要らない。
ただ、ただ、ひたすらに楽しかった。

生徒たち、目がキラキラ輝いてました。
オレー!

それと、余談ですが、このところ、私、これまでご一緒したことのないミュージシャンの方々とお仕事する機会が増えました。
菅沼さんともここ最近知り合ったし、クーロさんはお仕事するのは今日が始めてでした。
10/26に出演する舞台のミュージシャンは全員、私にとっては初仕事の方々です。

色々な方の色々なフラメンコに触れられて、楽しいです。

スペシャル・サンクス

このクワドロクラスを開催するにあたり、ミュージシャンたちとの連絡係をしてくださった生徒さんたち、皆さんの協力あってのクワドロクラスです。

ご面倒をいっぱいお掛けしているにも関わらず、皆さん、快く引き受けてくださって、とても感謝しております。
どうもありがとうございます。

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