野音2023 エンサージョの様子

(01)諸々

テアトロの舞台は、動く絵画を描くようなもの。

舞台稽古(場当たり、通し)をたった15分で行わなければならないという時間制限がある中、どこまで美しさを諦めず、拘れるかが勝負。

流れに乗ってしまえばそれ程ダメ出しするところもなくなりますが、特に出だしは細心の注意を払うので、ダメ出しの多いこと。

カンテの有田さんには、「注文が多いなぁ😂」と言われた程(もちろん冗談めかしですよ)、稽古場ではもっと細かい注意が飛び交いました。

でも、本番の舞台の上に生徒が乗り、それをちょっと引いた客席から見た時に、稽古場で見たのとは違った見え方をすることがある。
本番の日の舞台稽古は、その微調整に全神経を集中させます。

大きな舞台で踊ることは、すごく大変だし、プレッシャーだし、余計なこともあったりして、「ああああああ、んもぉーーーー!(わしゃわしゃ←頭を掻きむしる音)」と一人悶絶することも多々ありますが、それでも辞めずに続けてこれたのは、何のかんの言って、「好きだから」の一言に尽きます。
いわゆる『ライスワーク』ではなく、『ライフワーク』ですね。

舞台稽古のこの映像を、その後の控室で皆で見て、「〇〇ちゃんはここのところでもっと下手に寄ろうか」など、打ち合わせをして本番に臨みました。

『私を育ててくれた舞台で賞』

2017年のカーニャ、
2018年のガロティン、
2019年のシギリージャ、
2021年はグワヒーラ、タンゴ・デ・マラガ、ソレアの3群舞、
そして2023年はペテネーラとアレグリアス。
合計8演目。

私、この野音で成長させてもらいました。

私の中の『私を育ててくれた舞台で賞』を上げるとしたら、一位は間違いなくこの野音。

舞台作りに興味のある方に刺さるといいなと思い、ゲネの映像をメイキングとしてシェアします。

舞踊団公演2024

さて、私、来年また自分の舞踊団公演をやろうと準備しております。
これまでとは違ったことも取り入れながら、良いものを作っていこうと模索中。

まだ詳細はご案内できずにおりますが、できたら9月中には公表できたらとバタバタしてます。

皆様、引き続き、応援の程よろしくお願いいたします(*^^)v

そして、お客さんとして観にきてくださる方だけでなく、一緒に舞台作りをしてくださる方を私はいつでも探しています。
興味のある方は、ちょいとなんかの時にでも、私にこっそり言ってくださると嬉しいです。
舞台を作る過程を通じ、人と繋がり、輪が広がっていけたらいいなって思ってます。

⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄

森山みえフラメンコ舞踊団
(ラ・プエルタ・アビエルタ合同会社)

東京都江戸川区南小岩6-30-10
デンキランドビル3階

info@miemoriyama.jp
www.miemoriyama.jp

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