クワドロクラスがありました

(01)諸々

ちょっと時間が経ってしまいましたが、先週の日曜日、クワドロクラスがありました。

生徒の参加者は毎回3人。
ギターは小倉さん、カンテは裕美子さんが来てくださいました。

レッスンの流れ

一人30分ずつソロを踊ります。
そして、最後の30~45分ではフィン・デ・フィエスタのブレリア。
これはクワドロクラスではいつもの流れです。

そして、自分が踊ってない番の時には、パルマも練習します!

盛りだくさん!

ソロだけじゃなくブレリアもやるよ!

「ソロは踊れるけど、フィン・デ・フィエスタのブレリアは不安。
てか、不安を通り越して恐怖」
という生徒たちが大勢いました。
でも、ライブに出ている方はお分かりのように、
プロのライブではオープニングのセビジャーナス、
最後のフィン・デ・フィエスタのブレリアは、
舞台稽古ではエンサージョしません。

なぜなら、「できて当然」という扱いだから 
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

でも、私、思うけど、「できて当然」という扱いのブレリアって、
言う程、「できて当然」じゃないですよね。
難しいですよね。
おっかないですよね。

でも何事も、何度も繰り返し練習する場があれば慣れる!
ブレリアだって同じ。
「だったら、慣れるまで踊る場を設けよう!」
と、即興ブレリアをクワドロクラスの中に取り込みました。

ギターさん、カンテさん

クワドロクラスには、最低でもギターさん、カンテさんがきてくれます。

ギターさん、カンテさんは誰って決めておらず、色々な人にお願いしたいと考えてます。
なので、その時に私が関わりがあったとか、別件でたまたま話してたとか、そんな感じでその時に身近にいる人たちに声を掛けています。

そして、彼らは、バックアーティストの目線でのアドバイスをくださいます。
「このジャマーダだと、分かるんだけど、でも、歌を呼ばれている気がしないかなぁ」とか、
「ここのゴルペ、微妙にずれてるよ~。音が詰まってしまって、慌ただしい踊りになっちゃうのは、このせいだと思うよ~」とか、そんな感じのことです。
踊りの先生とは違った視点でアドバイスをくださるので、
クワドロクラスだと失敗しても、
「これで一つ知識と経験が増えた!めっけもん!!!!」
という気になれます。
芸事は、七転び八起き!(・∀・)イイネ!!

今のところ、毎月開催するつもり

9月3回、9人の生徒さんがクワドロクラスに臨みます

8月は2回開催したクワドロクラス。
5人の生徒さんたちが参加しました。

特に何等かの本番に向けてではなく、土台固めと思ってやってます。

クワドロクラス、いいですね。
群舞では踊った振付をソロでも踊れるようにと、
グループレッスンで皆と一緒なら踊れる振付を一人でも踊れるようにと、
生徒さんたちが一つ一つ丁寧に課題に取り組み、
踊れるようになっていく様を見守れるのは非常に喜ばしいことです。

実のところクワドロクラスは、私の中では生徒の為にやっているというより、私の満足の為にやっています。

踊りの指導もしたり、パルマも教えたり、アンテナをあっちにもこっちにも立てておかないとならないので、先生としては大忙しで神経衰弱しますが、でも、私はこのクワドロクラス(要はエンサージョ)が大好き。

「せっかく教えた振付を曖昧なままで終わらせないで、もっときちんと踊れるように取り組んで欲しい!」
と願っているからです。
そして、私がフラメンコを続けてきて、練習生の時から何よりも楽しいと思うのが、このエンサージョだから、生徒さんたちにもこの楽しさを味わって欲しいと願っているからです。
もしかしたら、本番より好きかもしれない。

生徒さんたちが、曖昧なまま、中途半端なままで終わらせず、きちんと形にしようと努力してくれて、私はとても嬉しい。

みなたま、もっともっと上手になってくれてもいいからね(^^)/

楽しい楽しいクワドロクラス、また次も楽しんでいこう!

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