土曜のエンサージョ

(01)諸々

二人のカンタオーラ(郷子さんと美保ちゃん)

このところ、4/29と30のライブに向けて、生徒たちは頻繁にエンサージョを行っております。

一昨日の土曜日にもなんと6時間に及ぶエンサージョがございました。

ギターは尾藤さん、カンテは小松美保ちゃん。
なんと尾藤さんは、この前にも3時間、別の所でエンサージョがあったそうです。
どんだけ人気者なんだ。
すごいね尾藤さん。

美保ちゃん、歌声も雰囲気も独特な魅力のある方で、私、惚れました。
すごく可愛らしい、素敵なカンタオーラさんです。

一昨日は郷子さんはいませんでしたが、郷子さんもここ最近、足繁くうちのスタジオに出入りしてくれております。
彼女の歌声も迫力があり、グワパで素敵なカンタオーラさんです。

今回のみえ教室の生徒たちによるソロライブは二日間開催することになったので、この機会に今までご一緒したことがなかった女性のカンテさんにお願いしようと思い、遠藤郷子さんと小松美保さんにお声がけ致しました。
ここ最近注目されている実力派のカンテさんたちなので、色々な舞台に出演されています。
舞台で歌っている彼女たちの歌声を私が聞き、いいなって思ってたので、何か機会があったらお声掛けしたいと温めてました。

今回ご一緒できて、とても光栄です。

フィン・デ・フィエスタのブレリア

先日、郷子さんの歌でフィン・デ・フィエスタのブレリアの練習会を行いましたが、土曜日は美保ちゃんの歌で同じく練習会を行いました。
ギターは両方とも尾藤さんです。

今回は2回目だったので、生徒たちも勝手が分かってきたようで、かなり余裕な感じですいすいと楽しそうに踊ってました。

尾藤さんも、郷子さんも、美保ちゃんも、多くのライブに日々出演しています。
ということは、その度にフィン・デ・フィエスタのブレリアを行ってます。
ということは、その度に色々なバイレさんたちが踊るブレリアを見ています。

私が私の経験の範囲内で生徒に教えられることには限りがある。

でも、尾藤さん、郷子さん、美保さんの力を借りたら、もっと多くのことを生徒に伝えられる。
日々現場で実演している方々の生の声です。
生徒たちも、真剣に聞いておりました。
とても勉強になりました。

ソロのエンサージョ

その後は、それぞれのソロのエンサージョを行いました。

この日は真佑子、みずきちゃん、史子ちゃんが踊りました。

芸事に100点はないので、100点を目指せば、いつまでも限りなく課題はあります。
ある程度のところに合格点を設け、そこを超えていたら、自信を持って踊るというのがとても大切になります。

100点を目指し続けるということと、100点を取れていない自分はダメなんだと自己否定することは別物です。

100点は目指します。
だけど、100点を取れてないけど、合格点には至ってる自分というのを肯定する。

この気持ちの持ちようが舞台に立つ人には必要だと私は思います。

そうでないと舞台では踊れません。
何故なら、100点はいつまで経ってもありません。
自信なく、オドオドと怯えた心持ではいい踊りは踊れません。
それではお客様に失礼です。

現時点での自分を許し、認め、顔を上げ、堂々と自信を持って、楽しく踊るのが大事ですね。

それをしつつ、今の自分よりも、少しでも高みを目指すことを両立させていきます。

自己否定していいことなんて、一つもありません。
自分を萎縮させるだけです。
萎縮したらミスも誘発します。
音楽なんて聞こえてきません。
音楽をシャットアウトし、頭の中で数を数えながら踊ってる踊りは、もはや踊りではなく器械体操。
そして、萎縮したら伸びやかに踊ることもできず、表情は固まり、ロボットのようになります。
至らない自分にどうしても目が行ってしまうので自己否定をしないって難しいことですが、それでも気持ちを切り替えるということを舞台に立つ人は身に付けていかねばなりません。

このライブに出演する生徒たちは、踊りを研磨するだけではなく、自分の内面も見つめ、踊りに活かそうと日々自分と闘ってます。

色々な気付きが彼女たちの内面で起こっているのが見受けられます。

きっといい舞台になる。

そう思ってます。

現地のお席は満席になりましたが、配信がございます。


出ない生徒さんたち、もし良かったら応援の程よろしくお願いいたします。
うちのお教室の先輩たちが頑張っております。
彼女たちが踊る振付は、いずれ皆さんも習うであろうものですし、今後の参考にもなると思います。
ご覧いただけたら嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。