「三歩進んで二歩下がる」は無駄じゃない。むしろ有効!

 三歩進んで二歩下がる~♪

ではなく、

二歩進んで三歩下がる♪

今日の昼間のクラス、3つのパソが連なった3コンパスのジャマーダのリンピアールをして早4回目。
でも、まだまだ先に進めず。
多分、あと2~3ヶ月はこれやってそう(^-^;

振付を覚えるだけなら、そのクラスの生徒さんたちは2秒でできます。

姿勢が悪い。
軸がぐらつく。
下半身に粘りがない。
プリエができない。
片足重心ができない。
上半身が動かない。
あ”あ”あ”(´Д⊂ヽ

「バタを持ってこ~い
(-_-)/~~~ピシー!ピシー!」
と隔週でバタを持参させ、バタのテクニカもクラス内で30分だけ行うことになりました。
バタのテクニカをやって、やっと眠ってた筋肉が目覚め、背筋、首筋がしゃきっとして、身体もフカフカしないようになり、ブラッソの肘が落ちないでキープしてられるようになってきました。
おはよー。

いうなれば、

星飛雄馬→強制ギブス
みえ生徒たち→バタとマントン

で筋トレしてます。

アセントも何もないような、のんべんだらりとした踊り方してるので、ブエルタの基礎練を沢山やらせたり、パルマを叩かせたりもしてます。
アセントある踊りをできるようになろうね。

三歩進んで二歩下がるならば、三歩進んだのは無駄だったのか。

否。

三歩進んで二歩下がるのならば、二歩下がった自分はダメなのか。

否。

三歩進んで二歩下がる中で、沢山のエッセンスを学んでいる。

何度も正しく繰り返せば、そのパソは身体に馴染み、本番の舞台で緊張して、頭が真っ白になって、記憶がぶっ飛んでも、自然に体は動く。

そして、1つのものを確実に分かるまで執拗なまでにやることは、リンピアールしてない他のパソへの理解をも深めることになる。
正に芋づる式。

「この位踊れてればいいでしょ」
と振りをなぞることだけに一生懸命になってても、ある一定のところで頭打ちになる。
でも、その限界という名の天井は、先生に、
「ダメ。もう一度」
とお尻を叩かれてたら、いつか突破できる。
先生は、千回でも一万回でもダメを言える人じゃないと務まらないと、ある人が言ってた。
本当にその通り。言い得て妙。

今ある限界を突破していこう。

余談ですが、今年は夫が大晦日に家にいなかったので、結婚して初めて紅白を観れました!
氷川きよしに感動!
他人の期待に応え、他人の望む自分を演じているといつか自分が苦しくなる。
自分らしく生きるって、すごく難しいことだけど、自分らしく生きてる姿は誰でも素敵ね。
限界突破ね。

あと数ヶ月は、このジャマーダのリンピアールをやり続けよう。
てか、私、1年でもこれを生徒にリンピアールさせる自信あるわ。
それ位、奥は深いし、今できないものをできるようにするには時間はかかる。

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