衣装が出来上がった!

今日は昼間に衣装デザイナーの『アトリエ・グラシア』の美子さんのアトリエに行ってきました。
ついに、衣装ができあがり、持って帰ってきました。
美子さんと二人三脚で作った衣装は、タラントの時に着ます。

美子さんは、
「こういうデザインの衣装は、自分の発想にはなかった」
と私に言うので、

「私の希望を叶えてくれて、私のイメージを具現化してくれて、美子さん、どうもありがとう!」
と私が美子さんにお礼を言ったところ、

「みえさんの説明が分かりやすいし、分かるまであの手この手で説明してくれたから」
と言ってました。

私は思う。
それは、美子さんに受け皿があったから。
だから私の説明を理解できて、それを具現化できた。

美子さんは、1から10まで言わないでも私の意図するところを汲み取り、それでいて思い込みで先に進めるでもなく、
「みえさんが言ってるのはこういう感じ?」
と確認をするという作業を繰り返しながら、作っていってくれます。
私の想いを汲み取るという受け皿なしに、この作業はできない。

なので、美子さんみたいな人とお仕事するのは、本当に安心だし、ちゃんとしたものが出来上がってくる。

踊りも、歌も、ギター、その他も同じ。
「こういうのでいいの?」
と確認してくれる人は一緒にやりやすい。

創作舞台というのは、目に見えない私の頭の中のイメージを、大勢の人と共に具現化していく作業です。
テレパシーでも使えない限り、私以上に私が思うことを理解できる人はいません。

そうなると、私の側からは説明するというのが必要になりますし、各演者なり裏方さんは、その説明から私のイメージを想像し、そのイメージに自分のパフォーマンスが如何に近づけるかを模索することになります。

請負人が私のイメージを具現化しようという想いなく、自分のやりたいようにやるのであれば、その人は誰かの舞台には出ないでもいいんだと思います。
そういう人は、自分で金策に走り、自分で自分の好きな演者を集め、自分でその人たちを動かし、自分でお客を集め、自分の舞台を作ったらいいって話になります。

美子さん、ありがとう。
素敵な衣装を作ってくれて、ありがとう。
衣装に負けないように、頑張ります(^^)/

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