潮目が変わったのを感じます。
去年までは、私が頑張って、頑張って、頑張って、やっとこさやれてたものが、今年は、私が頑張ることなく、各出演者がそれぞれで頑張ってくれていて、形にしてくれてます。
去年までだって、各出演者たちは頑張ってやってたのだけど、今年、私はかなり手を放し、私以外の人でできることは私以外の方々にやってもらう度を上げました。
特に舞踊団員の成長は目覚ましく、私の手を煩わすことなく、自分たちでやってくれてる。
皆、言わないでもできることが増えた。
今年はどうしちゃったんだろう。
上手く行き過ぎてて、皆、神がかってる。
コロナ禍の去年、一昨年、舞台を休まないで良かった。
細々とでも走り続けてたからこそ、今の私たちがある。
慣性の法則
科学を突き詰めた研究者であればある程、理論派であればある程、神の存在を信じるそう。
地球は太陽の周りを回り続けてる。
それは慣性の法則による。
最初の一撃の後、地球は慣性で転がり続けてる。
でも、最初の一撃って誰がやったの?
太陽系の外からやってきた彗星がぶつかったとか、諸説ある。
でも、その最初の最初はどこから来たの?
「神だ」
科学者はそう答えざるを得ないそう。
うちの舞踊団は慣性の法則で転がってて、その軌道も安定してきた。
でも、最初の一撃は何だったっけ。
後付で理由はいくらでも付けれる。
でも、やっぱり、神の意向だと思う。
神の意向に私たちは突き動かされてる。
だから皆、後光が指してる。
キラキラ輝いてて綺麗。
舞台は天上界と人間界の間に存在する。
フラメンコって、とっても天上界的。
始まりが、エントラーダ(入口)でなくサリーダ(出口)と言う。
私たちは、人間界を出て、天上界に続くところに立ちます。
だから、そこは神様とものすごくアクセスできるところです。
これまでのヌメロ毎のエンサージョ、芝居等のエンサージョ、そして昨日からの通し稽古。
魂が洗われるようです。
レッスンに習いに来るだけで十分って人もたまにいますが、これは、こういうリハーサルでのスタジオの空気を知らないからだと思ったりする。
この空気感はたまらない。
神社にいるかのような清々しさがスタジオにあります。
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