10月公演のレトラについて打ち合わせ
2018年の公演には、カンテのマヌエル、ギターのチャノが出演しました。
2019年にはカンテのチェマ、2020年にはギターのエミリオ、2021年には再びマヌエル。
よくよく振り返ってみると、必ずスペイン人のバックアーティストがいました。
物語があり、その登場人物の心情をフラメンコで表現するということをしてきたのですが、どうしてもスペイン語の問題もあり、私、彼らに物語の説明を十分にできずにいました。
でも、特にカンテさんには物語を把握してもらい、登場人物の心情や物語の流れに合ったレトラを歌ってもらいたいと思ってましたが、「今後の課題」として積みあがってました。
でも、今回の公演は違います!
雄輔さんが出てくれることになったので、私、雄輔さんに通訳として間に入ってもらい、今日、マヌエルとの打ち合わせをしました。
今日の夜にエスペランサでマヌエルやエミリオが出演するライブがあるとのことだったので、その前の時間、ちょっと早めに来てもらい、エスペランサで3人、膝を突き合わせて会議。
ハレルヤ!
すごいスムーズに行って、驚く程!
マヌエル、「ゆっくり考える」と言ってくれました。
雄輔さん、ありがとーーーーー!
お陰で、積年の課題が1時間足らずで解決しました( ;∀;)
私、嬉しい。
今回の舞台の設定は、16世紀のイングランド。チューダー王朝期。
シェイクスピアで有名なヘンリー8世や映画にもなったエリザベス1世が登場します。
そんな話を3人でしてたら、エミリオもエスペランサにやってきました。
皆さん、エミリオの驚きを想像してみて下さい。
「ん、マヌエル、雄輔、みえが3人で真面目に話をしてるぞ。なんだろう?」
と話に割り込んでみたら、
「えええ、16世紀のイングランドの話してんのぉぉぉΣ(・□・;)」
とエミリオ。
もう、私、可笑しくて、可笑しくて(≧▽≦)(≧▽≦)(≧▽≦)
そりゃ、驚くわよね。
で、マヌエルが話して、雄輔さんが私に日本語で説明してくれているのに、その間にマヌエルとエミリオがぐぐいと入ってきて、スペイン語でわーわーとまくし立て(≧▽≦)
「ペラテーー(待ちなさい)!」
と私が二人をたしなめても、しゃべる、しゃべる。
スペイン人のおしゃべりってホントにすごいわ。
でも、そんな感じで楽しく、和やかに、滞りなく話がまとまりました。
かつての公演で、きんきら金の衣装を着て出てきたドミンゴ。
その時のカンテはマヌエル、ギターはチャノ。
二人、大笑い。
最初のエンサージョでは、二人、笑ってしまって、歌も演奏も止まってしまう程の大爆笑でした。
超楽しかったエンサージョの歴代1位に輝くエンサージョでした。
でも、その時、私、彼らに物語を十分に説明できませんでした。
でも、今ならできる!
私が説明するんじゃないけどね(≧▽≦)
子供の頃からスペインに留学してた故に、スペイン語が堪能な雄輔さん。
年端もゆかぬ頃に親元を離れ、異国で生活したからには、人知れぬ苦労もいっぱいあったと思います。
ペラペラとスペイン語を話す彼の姿を見て、「さぞ努力したんだろうな」って思いました。
日本で日本人として親元でのうのうと暮らしてた私には想像もつかない。
そんな大変な想いをして身に付けた能力を私に貸して下さって、雄輔さん、どうもありがとうございました。
これからも、ドンドン使わせて頂きます♪
よろしくね(^^)/
いい舞台にしたいな。
頑張るぞ!
おー!
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