弓を引く、矢を放つ、矢が的に当たる
(01)諸々
①弓を引く
②矢を放つ
③矢が的に当たる
これらのことを、例えば、マルカールに当てはめると、
プランタなりゴルペなり、足が床に当たる瞬間は③の「矢が的に当たる」になります。
矢を的に当てる為には、まず何よりも①の弓を引くという動作が必要になります。
弓を引かずに矢を的に当てようとするのは、無理がある。
まだフラメンコの呼吸とか音楽が身体に沁み込んでない頃の生徒さんたちを見ると、
①、②の動作なしに、③をやろうとしています。
要は、足を上げることよりも、足を床に打ち付けることに一生懸命になってる。
でも、大事なのは、足を上げること。①です。
それも、音楽の呼吸に合わせて上げること。
③の瞬間は、足が床を打つので音が出る。
だから、この瞬間は音を外さないように皆気を付ける。
でも、③だけ音を外してなければオッケではない。
①も②も、音が出ないところも、音楽と合ってないと。
なぜなら、①と②の瞬間も音楽は流れ続けているから。
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