文化庁 実績報告
公演終了後30日以内に実績報告を出さないとならず、さすがに今日の午後はこの業務に専念しました。
重い腰を上げ、嫌々始めましたが、やり出せば、ほんの3~4時間。
どっちにしろ、領収書、請求書が集まらないとやれない作業なので、そうそう早くはできない。
これでも、関係者にはそれらの発行を急かしました。
申請業務の場合、まだないところで未来を予想して費用を算出したりするので、過去のデータを引っ張り出したり、予想したり、どういう事業内容なのか、どんな取り組みをしていくのか書いたり……頭を使い、くらくらしました。
でも、実績報告は既に発生した費用を計上したり、ちょこっと文章を書く程度なので、申請より楽でした。
スキャンした領収書の数、ざっと50枚。
領収書をA4サイズで作ってしまい、ほぼ1枚ずつスキャンしたので、途中、無我の境地でした。
この助成金、まあ、外から見りゃ、「いいな~」と羨ましく思うかもしれませんが、
申請業務もやり、
主催もやり、
演出もやり、
振付・指導もし、
自分も踊り、
と何足ものわらじを履きながらやった訳で、決して楽ではありませんでした。
でも、やって良かった。
コロナ禍の緊急支援なので、通常時に比べて条件は緩いですが、それでも一次で通ったのは、主催経験のある団体のみと二次よりは厳しかったし、なんであれ、国に認められた事業であるというのは自信にも繋がります。
経済的には余裕があったので、当初予定していたよりも、ミュージシャンたちには多くお支払いすることもできたし、舞踊団員にもそれなりのギャラを支払えたのはすごい成果!計算してみたら、文化庁からもらえる予定額の100万円超えで使い過ぎました。でも、いいのです。お金は使ってナンボです。
どうやら2022年も文化庁はやるようです。
文化庁、通常の助成金申請は、法人じゃないと相手にしてもらえませんが、コロナ禍で去年は個人事業主も助成金がもらえました。
でも、今年は、法人か任意団体のみでした。
任意団体は、任意団体と証明する為に、団体名の銀行口座が必要でした。
昭和の時代、ペットの名前でも口座が開設できたのに、今ではサークル名や教室名で作ることも困難に。
メガバンクはほぼ受け付けてくれません。
信用銀行がなんとか受けてくれましたが、約款、会員名簿、過去実績を示す資料を用意したりと、大変でした。
そんな大変な思いをしたものの、どうやら
法人>任意団体
という感じに、法人の方が有利だったようです。
そうなんです。
今回のコロナで痛感した。
法人であるか、個人事業主であるかの差はでかい。
信用が違う。
法人税を払ったり、税理士と顧問契約したりと費用はかさむけど、でも、きちんとしようと、この機会に法人化しました。
先日、法人番号が税務署から送られてきました。
去年から今年の変遷を見る限りでは、文化庁は条件を厳しくしてきています。
今年は、一次で約500億だったか?二次も確か500億位がこの助成に充てられたようです。
来年は、今のところ500億だけ。
ということは、今年より採択する団体の条件が厳しくなりそう。
来年も助成金をもらい、私も、生徒たちも、余裕もって公演を開催できるように、事務仕事も頑張っていきます。
で、自分だけが儲けるのでなく、ミュージシャンを沢山雇ったり、生徒たちのエンサージョを安くしたり、無料にしたり、皆にも還元できたらと考えてます。
で、こんな感じで、こっちの方が忙しかった私の代わりに、公演の受付準備とか、お弁当とか、諸々のことは、大勢の生徒さんが手分けしてやってくれました。
生徒さんたち、本当にありがとうございました。
皆さんのお陰で、何とか回すことできたと思ってます。
これからも、よろしくお願い致しますm(__)m
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