早いもので、もう一年

(03)舞踊団公演

早いものでもう一年が経ちました。

昨年は六条御息所を主軸とした源氏物語を上演しました。
自分なりにはあの作品はかなり気に入っていて、いつかもう一度上演したいと思っています。

そんな感じなので、あの時、自分で出し切った感があり、「果たして、次に何か作れるだろうか…」と実は、やや途方に暮れてた時期がありました。

でも、舞台はやろうと決めてたので、
「ない袖は振れない。だから、あれ以上のものをと思うと苦しくなるんだ。
ばらば、余計なことは考えず、その時に思いついて、できることをやるだけでいい」
と考えました。

なので、今年の作品は、昨年より気楽に作りました。

でも、良いものに仕上がったと自分でも満足してます。
気合いが入ってればいいものが作れるという訳でもなく、むしろ、肩の力を抜いて、楽に作った方が上手く行くこともある。
踊りと同じですね。

去年のような派手さはないけど、私が伝えたいことは作品に吹き込むことができました。

最初の頃はただ物語を上演してたように思います。
でも、今は物語を通して、自分の伝えたいものが色濃くなってきました。

人間の心情を表すのがフラメンコなので、よりフラメンコの舞台になった気がしてます。

舞踊団のメンバーも、さすがに5作品目なので慣れました。
以前のように時間を使わないでも、ささっと仕上がるようになってきました。

要は、私も舞踊団も育った。

過去の自分たちを振り返ると、いつでも「これ以上のものはない!最高だ!」と思ってたのに、毎年毎年、それを更新してきました。
過去の自分たちと比べ、成長が見えるのがとても嬉しい。

今日、明日は劇場入りします。

いよいよです。

のんびんりとやってきましたが、今日からアクセルべた踏み、エンジン全開でぶっ飛ばしていきます!

応援の程よろしくお願い致します!


発表会メンバーも、舞踊団メンバーも、さあ、いざ出陣!!!!
バモノー!

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