舞踊団公演 第二部⑦ フィナーレ カンティーニャ
フィナーレ:アレグリアス
■出演者全員
天国の茶々と三成、二人を見守る天使たちの舞
人の一生はせいぜいが100年。
長い人生だった人も短い人生だった人も、
愛し合った者たちも、
憎しみ合った者たちも、
それぞれの人生を終え、
また再び天国で巡り会う。
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曲毎の内容の説明をしようとブログに書き始めたものの、
「途中、本番までに書き終わるか・・・(;´・ω・)」
と危ぶまれましたが、
これが最後の曲です。
何とか書き終えました。
この公演は、オープニングとエンディングが天国のシーンです。
なんか、悲しい話を悲しいままで終わらせたくなく、
どこか、ほっとできて、ハッピーな気分で終わらせたかったのでした。
でも、関ケ原で多くの人が死んだことも、
三成が処刑されたことも、
その後、茶々が孤独だったことも、
それは事実。
だとしたら、どーせ皆死ぬんだし、
死んで天国に戻って、
そこで再会して、
皆で、
「あの時、首を切られたのは痛かったよおぉ」とか、
「嫌がる女を権力にもの言わせて、自分のものにしちゃダメよ」とか、
そんな話を笑いながらして、
それで、
「あの時はごめんね。
次に生まれ変わったら、また会ってくれる?
その時は幸せにするよ」
みたいな感じだったら、ほのぼのとしていいなぁって思ったのでした。
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さて、余談ですが、昨日、最後の通し稽古がありました。
皆に、
「衣装着用ね!」
と言ってたのに、
な、なのに・・・・・。
なんで、永田さんとノブは、普段の練習着で踊ってるのよ( ;∀;)
(エンディングだけですが)
ユリヤさんは、ちゃんと衣装で踊ってました。
(衣装は本番までのお楽しみなので写真はなし)
いつまで経っても着替えない永田さんに、
「早く、衣装に着替えて!」
と言ったら、
「持ってきてない」
というから、
「はぁぁぁぁ?!!!!
言ったじゃん!!!!
キーーーッヾ(*`Д´*)ノ”彡☆」
と、私、また怒ってしまいました。
「最後の最後まで、この人は私の言うことを聞いちゃいないよ」
と思ってたら、エンディングで踊るノブを見たら、ヤツも練習着・・・・。
派手だけど練習着・・・。
久々に目が点になった。
二人ともか・・・。がっくし。
ンモォー!! o(*≧д≦)o))
私は今回の公演を演出するに当たり、
「私、演出家は向いてないや」
と何度も思いました。
てか、毎日、毎時間、毎分、思ってます。
人の上に立ち、人を動かすって、こんなにも難しいのかと実感しました。
私、自分は我が強い方だと思ってましたが、そうでもなかった。
思ったより自分の意見がありませんでした。
だから、他の人から、
「これは良くないよ。止めさせた方がいいよ!」
と言われると、
「あ、そうなんだ。そう言われてみればそうだね」
と流され、
「でも、〇〇だから、止めないよ」
と言われれば、
「その意見もありだね(o^-‘)b」
と思い、
で、結局、私にとってはどっちでも良くて、決められず、ほとほと困りました。
そして、そういうやり取りをしながら、
「皆、随分と自分ってものを持ってるんだなぁ」
と感心しました。
まあ、永田さんとノブですね。言ってくるのは。
生徒は私には遠慮があるので、こちらが求めなければ、
私にアドバイスをしてくることはないから。
永田さんとノブは生徒とは違い、要は友人目線なので、
色々とアドバイスをしてくれました。
頼りない私をどうにか助けて、
この公演を良い物にしなきゃと思って言ってくれてました。
心配してくれてました。
良かれと思って言ってくれていたので、それはとても嬉しかったのですが、
いかんせん、私に意見があまりなく、
言われれば、それがいいように思えてきて、
でも、その反対の意見を言う人もいて、本当に困りました。
彼らが私を困らせたのではなく、私が私に困った。
二人、強いですね。
意見を貫く強さがあって、すごいと思いました。
私は押されてしまい、でも立場上、
「押されちゃいけない。しっかりしなきゃ!」
と踏ん張ったのですが、このやり取りで自分の至らなさを実感しました。
永田さんなら永田さん、ノブならノブの言いなりになってる方が、
よっぽど楽なんじゃないかと思いました。
で、結論。
私、人を動かす側にいるのは向いてない(^^;)
疲れました。はっはっは。
これを教訓に次回は、コンセプトは私が考え、人集め、金集めもするから、演出は誰かに頼もうと思いました。
自分の苦手なことは、お金払ってでも誰か得意な人に頼むに限る。
要は、私が山師の勘を働かせ、
「ここに石油が出るぞ!!!ここを掘れ!」
と言って、誰かにそこを掘ってもらおうという考え( *´艸`)
本当に、今回の公演では、生徒たちも含め、皆が色々と協力してくれました。
てか、今回に限らず、発表会があるといつもこんな感じ。
なので、私はあまりやることがなく、人の上にいると言いつつ、どんどん『お飾り』化してきてます。
ま、いっかな。
皆、頼りない私の代わりに、どうもありがとうね(*^-^*)
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