舞踊団公演 第二部⑤ 石田三成の舞 ファルーカ
三成:ファルーカ
愛する茶々の為に死にゆく三成の舞
再び家康に戦いを挑み、
豊臣の天下を守る為、
茶々と秀頼が安心して暮らせる世を作る為、
何としてでも生き延びようとした三成であったが、
結局敵兵につかまってしまい、
罪人として処刑されることとなった。
「俺が死んだら、茶々は泣くだろうな。
ずっと泣いてばかりの人生だった茶々をこれ以上泣かせたくないのに・・・。
茶々と秀頼はこれからどうなってしまうのだろう。
もう守ってあげることも、
涙を拭いてあげることも、
眠るまで抱きしめていてあげることもできなくなってしまった」
そう思いながら三成は京都の六条河原に散った。
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この一つ前の関ケ原の戦いをイメージした男子群舞同様に、
こちらも男性が主役の演目です。
三成の気持ちは良く分かりません。
でも、いまわの際には、残されてゆく者たちを思うだろうと想像し、
この演目を作りました。
この演目は、三成役の永田さんのソロです。
あまり、ごちゃごちゃと着飾った感じが似合う人というよりは、
シンプルに、すっきりとした雰囲気のある方です。
空気が動かない静寂の中に、すっと上り立つロウソクの炎のような人。
その姿に引き込まれます。
ソレポル男子群舞には永田さんも含まれていて、そこで長々と書いたので、もうここでは、
これ以上永田さんのことを書かないでいいかな。
本番の踊りを見て下さい。
すごく素敵です。
「茶々と三成の物語を軸とした舞台を作ろう!」
と思い立ったのが去年の2月で、へレスにいた時。
飛行機の中で大枠の流れを考え、
帰国してから裏方の人たちに相談して回り、
協力を取り付けました。
「これなら何とかなるかも」
と思ってから出演者たちに声を掛け始めたので、
永田さんにこの話を打診したのはいつだったっけ?
3月?4月?
5月にチラシの撮影をしたのを覚えてるので、4月頃かな???
この公演で一緒に踊るなら、永田さんに慣れておかなきゃって思って、
去年の6月と7月のアルハムブラで行われた生徒ライブで
一緒に踊ってもらいました。
こういう公演は、長い期間をかけて準備します。
特に、相手役の方とはチラシの撮影という、
ホントに、まだ何も始まってない頃から一緒に仕事するので、
永田さんとは随分と長い間一緒にいたように感じます。
男子群舞を任せたこともあり、しょっちゅうスタジオにも来てくれていました。
とってもお世話になりました。
永田さんに限らず、生徒以外の出演者の方々ともこの公演が終わったら、
今のようには頻繁に会うことがなくなります。
なんだか寂しくなります。
三成が死んで行くシーンでは、
そんなこともオーバーラップして、泣けてきます(T_T)
SAYONARA にーてんいちはち。
今から、しんみり。。。
ご興味もって頂けましたら、是非観にいらして下さい。
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