ずっと真ん中で畳半畳で踊ってたって見せられない。
それならわざわざテアトロで踊る必要はない。
タブラオで踊ってればいい。
もし、わざとそうするのであれば、何か策を講じないと。
タブラオとテアトロでは見せ方が違う。
客席とは距離があるから、タブラオで有効なことがテアトロで有効とは限らない。
「テアトロで踊れる人はタブラオでも踊れるけど、タブラオで踊れるからと言ってテアトロで踊れるとは限らない」
とよく言われてる。
広い空間で踊るというのは、狭いところで踊るのより難しいとされる。
ちょっとおべっかのように聞こえるでしょうが、そうじゃなくて本当に思うのですが、長くこの世界で活躍なさってる先生たちは、テアトロの舞台の使い方がとても上手いと思う。
長く一つの世界で生き残るには理由がある。
「その理由は何だろう?」
とその謎を解きに、色々な先生の作るものを暇を見つけては観に行き、勉強してます。
そして思ったのは、激しいサパテアードができるからでもなく、身体が良く動くからでもなく、それだけじゃなくって、見せ方を心得てるからなんだってことでした。
踊りの上手さだけじゃなく、演出の上手さも際立ってる。
間延びしない振付・構成の仕方を知っている。
ついでに言うと、オーラの出し方も心得てる。
衣装選びも、照明の使い方も上手い。
テアトロの舞台は総合芸術。
さすがだと尊敬します。
先行く人たちのすることにはヒントがいっぱい。
次の世代はそこから学び、新しいものを作ろうと頑張ります!
私たちは、舞台を見にいらして頂くお客様の「大事な時間」と「大事なお金」を頂き、舞台に立たせてもらう。
だから、お客様に楽しんで頂けるように頑張らなきゃって思う。
時にそれはプレッシャーにもなるけど、でも、やらなきゃ。
どういうのだったらお客様に喜んで頂けるか。
試行錯誤が続いています。
ほんのちょっとの、短い分数の曲であっても、
「お客様に楽しんで頂く為に」
と出演者たち、少しずつでも磨きをかけています。
私は、その出演者たちをどう魅力的に見せるかに、日々、頭をひねっています。
お陰様で段々と仕上がってきました。
テアトロの舞台の好きなところ。
それは、時間を掛けて仕上げて行くところ。
興味を持って頂けましたら、是非観にいらして下さい。
あと一か月を切りました。
残ってるお席がだいぶ少なくなってきました。
お求めはお早目に(*^_^*)♪
販売システムからも購入できます。
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