男子群舞 年越し前に日の出を垣間見ました
昨日は永田さんと2時間程スタジオにこもり、
①オープニングの永田さんと踊るパート
②永田さんと踊るシギリージャの振り1
③永田さんと踊るシギリージャの振り2
④永田さんと踊るシギリージャの振り3
⑤永田さんと踊るエンディングの振り
の全ての振りを決めました!
全部終わった~!
後は、練習するのみ。
一番手間取ったのが③のシギリージャのファルセータの振りで、
二人して、こうかな?あーかな?と色々と試しながら作りました。
私としてはとても満足いくのができました(*´▽`*)♪
「ちっとも言うこと聞いてくれないヾ(。`Д´。)ノ」
と思うことの多かった永田さんですが、
望み通りの振りができてみると、
「こんなにも私の希望を叶えてくれる人は
他にはいない。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚」
って思えてきました(笑)。
「だけど心なんてお天気で変わるのさ」
ってアン・ルイスだって言ってる。
本当にその通りだ。
だから昨日の私は超ご機嫌。
(↑)二人の踊り見つめる男子メンバー
しょっちゅう私と永田さんが言い合いしてるから、
心配しているようです。
それも、自分たち(男子ソレポル群舞)のことで
言い合いしてるからなおさらよね。
でも大丈夫よ、きみたちのこと以外では仲良いから(笑)。
その後、永田さんによる男子のソレポルのレッスンがありました。
見学していたのですが、
あら(ノ゚ο゚)ノ
なんか、この子たち、練習してきてるかも。
上手くなってる。
頑張ってるってことを誰も言わないし、
むしろ、全然やってませんって顔してるけど、
影ながら頑張ってるかも。
生徒がいちいち頑張ってることを言わないでも、
先生は見たら分かります。
生徒が頑張らない時には、主に三つの理由がある。
一つは、単純に怠慢なだけ。
頑張ってまでしてやろうと思ってない。
頑張るモチベーションがない。
二つ目は、頑張り方が分からない。
頑張りたいけど、
上手くなりたいけど、
どうしたらいいのか分からない。
だから何も手を付けられない。
三つ目は、これでいいと認識してしまってるから。
褒めて育てるはあり得ないと私が思うのは、
「先生が生徒を褒める=これでいいよ」
と生徒は受け取り、それ以上頑張らなくなるから。
「なんだぁ、この有様は(@ ̄Д ̄@;)!」
と思うような状態でも、
「うん。いいね。君たちはいいもの持ってるね。
中々いいよ。
だから、もっと良くすべく頑張って(*´▽`*)」
なんて言われたら、
もう大丈夫と思って、練習しなくなっちゃう。
できていないこと。
これじゃ舞台に上がる基準に至ってないこと。
もっと伸ばすべきところはあること。
それらを情報として生徒に与え、
「もっと頑張らないと、いい舞台にならない。
恥をかくのはあなたたちだ」
って認識させれば、生徒は馬鹿じゃないので頑張る。
私は、ソレポル男子たちに、
「ちっとも良くない。
ちっとも良くないのに、これでいいと思ってて、全然ダメ。
こんなのを続けたら、周りの女子たちには馬鹿にされるよ。
男ってだけで騒がれて、いい気になってると
女子たちに足元すくわれるよ」
とかなり辛辣にダメ出しをしたことがあります。
「自分たちのやってきたことの今の結果を真摯に受け止め、
謙虚に練習に励みなさい!」
というようなことも言いました。
皆、無反応でした(^^;)
男子って無反応なのね。
女子なら、何かしら言ってくるのよ。
「頑張りまーす」
とか。
でも、この無反応は、無視ではなく、
真剣に受け止めたと解釈してます。
頑張ってることを言わないけど、
何気に頑張ってる。
女子生徒にはここまできつい言い方はしない。
なぜなら女子は察するから。
けど、男子ははっきり言わないと伝わらない(^^;)
ここまで言わせるなよってことを私に言わせる。
「疲れるぜ」
と思ったけど、
「もう言うしかないか」
と腹を決め、厳しく言うと頑張る。
反応は薄いので、やる気があるんだか、ないんだかわかりにくいけど、
本音を言うと素直に受け止める。
男の子と女の子の子育ての違いかもしれません。
自分とは異質の男子たちに翻弄されつつ、
向こうも異質の私に翻弄されつつ、
それでも、何とか仕上がりつつあります。
えがった、えがった。
「筋トレしろ」と言われ、
梓ちゃんをおんぶしてスクワットする王子
こちらも梓ちゃんをおんぶしてスクワットする
マリアーノ
ドミンゴはスクワットできなかったの。
全然ダメだね。
王子とマリアーノを見習わなきゃ( *´艸`)ぷぷぷ。
レッスンの後の飲み会では、
こんな馬鹿なことばかりして、
大笑いして、
年が更けて行きました。
いい年の終わり方だと思いました。
「舞台まであと少し」
って時になると、
舞台が終わった後のことが視野に入りだす。
毎回、舞台の度に思う。
またこのメンバーで舞台をやれることは、多分ない。
誰かが去り、
新しい誰かが入ってくる。
メンバーは入れ替わる。
だからこそ、今、この人たちと一緒にいれる時間を大事にしよう。
って思うのでした。
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