レトラ

(03)舞踊団公演

今日は久々に自主練をしてきました。

気分爽快です(*^-^*)

 

大きな舞台を作るには、どうしても一人ではできないことが多く、

必然的に誰かの手を借りることになります。

誰かに協力してもらうにしても、

何をどうして欲しいかの要望は伝えないとならなくて、

それは会って話しないと分からないことも多くて、

一人ひとりと会ってたりすると、結構な時間を取られます。

けれども、仕事の面白いと思われることは、

仕事がきっかけで色々な人と出会い、

交流できるところでもあると思ってるので楽しみながらやってます。

とは言っても、その分、自分の練習ができなくなるのはストレスだし、

何よりも不安になります。

 

2月公演は、物語の流れに沿ってフラメンコ舞踊を入れていくので、

お芝居の流れにそぐわない歌詞のフラメンコの歌を使ってしまうと、

その歌詞の意味を知ってるお客さんからすると、

「ん????」

って感じになってしまいます。

なので、物語に合ったレトラを探してこなくてはなりません。

けれども、それって、私の引き出しの中から探してくるには、

あまりに数が少なすぎる。

「こんな感じの歌詞、知らない?」

と私がミゲルやマヌエルに聞いてもいいのだけど、

あまり上手くできる気がしないし、

それよりも、フラメンコを文学として勉強し、

数多くのレトラを知ってる専門家にお仕事として依頼しちゃった方がいい。

そこで、友人の濱田吾愛さんにお願いしてました。

検討の結果、今日、お仕事をお引き受け頂くことが正式に決まり、

ホッとしました。

スペイン語の意味をほとんどの日本人のお客さんは理解できない。

だから、何を歌ったって同じなのかもしれないけど、

けれども、フラメンコはカンテである以上、

やっぱりそこをいい加減なことはしたらいけない。

吾愛さんに任せておけば大丈夫。

良かった、良かった。

 

私、こういう舞台を作るのは2度目で、

前回は発表会としてやっちゃったし、

公演と銘打って舞台を作るのは初めてです。

なので、助成金とか申請するってことも全然知らなくて、
知らなかったから当然申請してなくて、
とっても貧乏公演です。
舞台ってお金がかかるとは聞いてましたが、

本当にかかるんだなぁって、洗礼を受けてます。

けど、あまりにも適当なことはしたくないし。

となると、人様の好意に甘えさせていただくしかありません。

お仕事として依頼していると言っても、

私が払える謝礼は本当に微々たるもので、

その人たちがその専門分野を習得するに使った時間や費用とは全然見合っていなくて、

ホントに、今回は友人たちの好意に支えられています。

舞台を作ろうと思わなければ、

色々な人の好意に気付けなかったし、感謝できなかった。

日々感謝です。

どうもありがとうございます。

 

ということで、今日は安心して、伸び伸びと自主練してきました。

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