Eduardo Guerrero XXI Festival de Jerez
へレス・フェスティバル14日目のビジャマルタ劇場での公演は、エドゥアルド・ゲレーロでした。
私は彼の踊りを生で見たのは初めてでしたが、Youtubeでは見たことがあり、
「すごーーーい。超かっこいい!」
とよく見ていました。
なので、この日の公演は、ものすごく楽しみにしていました。
まず第一印象は、身体能力はものすごく高く、よくまぁ、こんなに身体が動くなぁって関心しました。
この人は若いのでしょうか?
まあ、おじさんには見えませんので、20代か30代かな?
公演は、普通に楽しかったです。
これだけ身体が動く人の舞台は、多少何かが足りないとしても、十分楽しめるって思いました。
単純に私の好みの男性バイラオールのタイプで言いますと、ダビ・コリアに軍配があがります。
あまり、エグザイルのような不良っぽいのは好みではありません。
そういう意味では、エドゥアルドは好みではない。
やはり、異性の踊り手の公演は、好みのタイプが踊ってるか否かで、全然心のときめき方が違いますね。
ちなみに、今年のへレス・フェスティバルで印象に残っているものの一つにダビ・コリアとアナ・モラーレスのパレハがありました。
この動画は、それとは別のものですが、ダビとアナが踊っています。
はぁ。うっとり。
アナも私の好きなタイプの踊り手だし、ダビもかっこいいし・・・。
はっ!
エドゥアルドの公演の話でしたね。
今年、へレス・フェスティバルで見た公演の感想を書いていて気づいたのですが、どうやら私は男性の踊り手よりは、女性の踊り手の舞台の方が好みのようです。
女性の踊り手の公演を見ていると色々な想いが湧いてくるのですが、男性の踊り手の舞台は、
「ふぅん」
くらいにしか思わないようです。
エドゥの舞台も、すごいんだけど、
「すごいね(^◇^)」
くらいにしか思わない感じ・・・。
それと、男性、女性関係なしに、身体能力がすごい人の舞台は、
「すごいね!」
と思うのですが、やはり、それ位にしか思わない感じ。
それよりも、私は、その人の持つ情熱とか強さとか、その人の内在するものを見せてくれる踊り手の方が好きなようです。
エドゥももちろん見せてくれてはいるのですが、なんというのでしょうか、意図的に見せてる感じがします。
言葉にするのが難しいのですが、にじみ出る想いではなく、振りというか、かっこつけてる感じ。
もちろんね、一回しか見てないので分からないですよ。
スイッチが入った時はすごいのかもしれません。
でも、とりあえず、この日の公演では、
「よく身体が動くね」
って印象しかありませんでした。
あとは、
「これ、かっこいいでしょ!」
って感じのキメをやたらとするので、鼻についちゃった。
ちょっとならいいのだけど、多かったので、胃もたれを起こした感じ。
彼は、エバの舞踊団にいたんですね。
エバの踊りは、ものすごく内に秘めた何かがあって、それを舞台でじわじわと見せたり、爆発し見せたりします。
すごく好きな踊り手です。
身体の使い方もすごく上手いのですが、それ以上に、彼女から醸し出される独特の空気が素晴らしいと思っています。
同じように、エバの舞踊団にいた人だと、アンドレス・ペーニャがいます。
アンドレはいいねぇ。
彼も、全身から独特の空気を醸し出す。
もちろん、身体もよくできている。
それに比べちゃうと、エドゥは、かっこつけてるだけに見えてしまいます。
迫力に欠ける。
こちらはアンドレス・ペーニャ。
アンドレの動画を見て、分かった!
私は、素直に踊る人の踊りが好きなんだ。
余計なカッコつけをせずに、ただ好きで、素直に、真っ直ぐ踊る、癖のない踊りが好きなんだ。
そういう方が嫌味がない。
鼻に付かない。
で、これがエドゥの公演のダイジェスト。
2:25あたりを見てみて。
横から見えるので、サパテアードをする時の重心の取り方がよく分かります。
後ろにそっくり返ったら、速い足は動かないからね。
何であれ、ここまで極めるというのはすごい。
観客席からの拍手も多く、大盛況でありました。
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