【11/21(月)夜】満員:即興でブレリアを踊れるようになるクルシージョ

(06)クルシージョ

<<10/19(水)17:00追記>>

満員になりましたので、募集を締め切らせて頂きます!

 

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「簡単なことしかできないから、簡単なことやってる」と他人を見下す人に問いたい。

簡単なこともできないのに難しいことをやってるのは何の意味があるの?

その3連のパソですら滑っちゃってるのに、何故4連に挑戦してるの?

足し算、引き算ができないのに掛け算、割り算やってるように見える。

掛け算、割り算ができないのに、基礎解析とか微分積分の問題集に手を出してる感じ。

 

ああ、そうか。

「難しいことに取り組んだからできなかった」って言い訳が成り立つからか。

簡単なことやって、簡単なことすらできなかったらカッコ悪いものね。

でも、そうやってしっかり向き合わないのはカッコ悪くないのか?

 

 

 

難しいことをやってれば上手く見えると思っている人に問いたい。

その難しいことをできるようになった時、確かに、上手く見えるようになる。

けれども、その難しいものをできないままになってしまった時、その難しいものはあなたを舞台上で衆人環視の元、大恥かかせる凶器となる。

その事実を知っているのか。

「私はこのパソできません」と舞台の上でわざわざ宣伝することになるのを知っているのか。

 

分不相応なものを、「君ならできる!」とそそのかされ、その気になってやらされている人に問いたい。

できなかった時、その責任は誰がどこで取るのか知っているのか。

間違ってもそそのかした人じゃない。

『舞台の上』で『あなた』が『赤っ恥を掻く』という形で責任を取らねばならない。

そそのかした人を責めても無駄だ。

「あなたならできると思ったんだけどね。期待外れだったよ」

と言うだけで責任を回避できるから。

もしくは、全然良くなくても、

「良かったよぉ」

と満面の笑み付で言い切っちゃえばいいだけだから。

 

 

 

簡単な振りですら一人で踊れない人でも、先生や踊れる人と一緒なら難しい振りを踊れるようになる。

けれども、簡単なことでもきちんと理解し、一人で踊れるようになるのは簡単じゃない。

大勢で難しいパソに、スタジオで必死の形相で取り組んでいることの方が、

一人で簡単なパソを、舞台で楽しそうに踊るより簡単だよ。

 

一人で簡単なパソを、舞台で楽しそうに踊る人を見て、

大勢で難しいパソに、スタジオで必死の形相で取り組んでいる人が、

「私はただ楽しいだけのことをしたい訳じゃないです」

と言う。

けど、私には逆に見える。

先生に背中を押されながら、自分のサパテアードの音も聞こえず大勢でレッスンを受けているのは、

一人で孤独にスタジオに籠り、自分のサパテアードの音のひどさと向き合い、自分で自分を奮い立たせ練習するより楽だよね。

一人で舞台で踊るってのは、そういうことをしてるからこそ、できることだよ。

 

お金を払ってレッスンを受けて、先生に楽しませてもらうよりも、

お金を受け取って、舞台の上からお客様に楽しんで頂くことの方が難しい。

 

 

 

簡単なものを侮るな。

簡単なものすらできないのに侮るな。

簡単なものすら、できるようにさせられないのに侮るな。

 

 

と声を大にして言いたい。

 

 

 

 

 

ブレリアは、振付だけ習っても踊れるようになりません。

振付がなきゃ踊れないと思ってるでしょうが逆です。

皆さんが憧れる、カッコよくて、難しい振付が邪魔して、いつまで経っても踊れるようになりません。

最初から振付を習っちゃうから踊れるようにならないんです。

シギリージャ、タラント、ソレアと言った難しいヌメロは踊れるけどブレリアは踊れないって人は、振付ありきだから踊れないのです。

最初から「ブレリアって何?」ってところから習ったら、徐々に即興で踊れるようになります。

その後で、難しくてカッコいい振りを習ったらいいと思います。

その方が無駄なく、習ったものを有効活用できます。

 

 

ということで、即興ブレリア講習会を開催します。

「ブレリアのマルカールを如何にもスペイン人のようにブレリアっぽく!」とか、

「凝ったリズムのパソを習う!」とか、そういうクラスではありません。

そのずーーーーっと前段階の、

『一人で輪から出ていって、踊って、輪に戻るやり方を知り、慣れる』為のクラスです。

上手く踊れないでも大丈夫です。

ここでいっぱい失敗して、いっぱい恥かいて、ブレリアを覚え、舞台では自信持って、晴れやかに踊れるようになりましょう!

 

 

日時: 11/21(月)19:45〜21:15

料金: スタコン参加者3000円、それ以外3500円(外部の方も歓迎致します)

対象: ブレリアを即興で踊れない方。

 

※踊れない方が委縮するので、もう既に踊れる方はご遠慮下さい。

※うちの教室でしたら、ファンダンゴを踊ったことのある方でしたら大丈夫です。

 

★ギター、カンテの料金は参加者で頭割り。

カンテはチェマが来てくれます。

 

アギさんがお亡くなりになってから1年が経とうとしています。

以前、アギさんにブレリア講習会を開いて頂きました。

アギさんに教えて頂いた、「ブレリアとは何ぞや」を少しでもお伝えできたらと思います。

歌も聞かず、ただ習った難しい振りをやることに精一杯になって踊る人に対しては、アギさんはいつもしかめっ面してましたよ。

単純なマルカールしか踏まないでも、歌を聞きながら踊ることを楽しみ、歌が落ちるところでジャマーダをかけ、歌が落ちるところでハケれる人には「オレー!」って言ってくれていました。

 

 

でも、始まりは二番目のお教室の先生に教わったところから。

彼女からこのブレリアの仕組みを習い、「ああ、振付ありきじゃないんだ!」って知り、目から鱗でした。

すごく勉強させてもらいました。

ビジネスライクじゃない、フラメンコに真正面から向かって行ってる、尊敬する先生です。

 

 

あ、でも、彼女の前に、まだスペイン在住だった頃のAMIさんのブレリアのクルシージョに出たことがあります。

まだ私がフラメンコを始めて2年目位の頃です。

その時は、一体何をやってるのか全然分からなかったけど、

後になって、

「あの時に習ったやり方こそが、ブレリアを踊れるようになるコツだったんだ!!!!

すごく良いことを教えてもらってたんだぁ(≧▽≦)」

と気付いたのでした。

 

 

その他にも、へレスのブレリアで有名なアナ・マリア・ロペスも同じような感じで教えてくれました。

 

その後、タブラオに出て、踊らざるを得ないので踊って、徐々に慣れて行きました。苦手だったし、今でも苦手です。

 

そんな経験から、私が有効だなって思ったものを、1回のレッスンじゃ教え切れないけど、掻い摘んで生徒さんにはお伝えしていきたいと思います。

難しいものを難しいまま教えるのではなく、如何に簡単にして理解してもらえるか、頑張ります!

 

 

ご興味のある方は、メールにてご連絡下さい。

info@miemoriyama.jp

です。

 

 

 

 

 

“【11/21(月)夜】満員:即興でブレリアを踊れるようになるクルシージョ” への1件のコメント

  1. (つかさ、ともこ、由美子、容子、あや、裕子、コバケイ、ネヅちゃん、高子)

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