ビジョン

生きていれば、楽しいこともあれば、悲しいこともあります。
苦しくて誰にも言えないことも、怒りに震えることもあります。

そのような、様々な場面でフラメンコは人々の側に存在しています。

言葉には限界があります。
伝えたくても伝えきれないこともあります。
また、言葉は嘘を付けます。
言葉は誤解も生みます。
踊りは、言葉では表現しきれないものを全身を使って表現します。
フラメンコの踊りは、まさに身体を使って、人生の喜怒哀楽を表現します。


発表会、レストランでのライブ、老人ホーム慰問ライブ、お祭り等で踊り、
初めてフラメンコを見た人たちは、口々にこう言います。
「迫力があって、素晴らしかった。胸がドキドキして、締め付けられるようだった。感動した。
興奮して、今夜は眠れないかもしれない」

舞台の上の人だけではなく、
歌うことも、ギターを弾くことも、踊ることもできない人も、舞台の上の人に自分を投影し、
自分の中の人生の喜怒哀楽に共鳴し、感動を覚えます。

このような多くの人に感動を与えられるフラメンコを、もっと広めていきたいと思っております。

フラメンコの踊りを習う人が増えれば、自分の身体を使って、人生の喜怒哀楽を表現する楽しさを知る人が増えます。

フラメンコを習い、上達し、フラメンコの踊りを舞台で踊る人が増えれば、お客様に感動をお届けできる機会が増えます。

フラメンコを習い、上達し、いつしか人に教えられるようになれば、身体を使って人生の喜怒哀楽を表現する楽しさを
更に大勢の人に伝えられるようになります。

フラメンコはまだ日本では認知度の低いジャンルの舞踊です。
しかしながら、それが舞踊として劣っているとは思いません。
フラメンコは、視覚的も、音楽的にも優れた総合芸術です。
視覚的には、ダイナミックな動きもあれば、静の動きで繊細な表現もあります。
かつ、踊り手が楽器演奏家（パーカショニスト）としての役割も果たす為、踊りながら、ミュージシャンとしての表現もできます。

これだけの優れた芸術を、もっと広めたい。
フラメンコを見たことない人に見てもらう機会を増やしたい。
そう考えております。

La Puerta Abierta.を日本語に訳しますと、『扉は開かれています』という意味です。

初めていらっしゃる方も、一度は去って行った方も、扉は、全ての方に、いつでも開かれております。

私の想いに賛同して下さる方が、当教室の扉をくぐって来て下さるのをお待ちしております。