ポーズが決まる!サパテアードがスムーズにできるようになる!

(01)諸々

  ルルベの大切さ

ルルベとは『爪先立ち』のこと。バレエ用語です。

でも、このルルベ、フラメンコを踊る上でとても大切。

特に洋舞は基礎的な大切なことは共通しているのではないかと思います。

私、子供の頃にバレエを習ってたとは言っても、子どもなので理屈ではなく感覚的にやってたが故に、あまり理論的なことは言ってはあげれません。

でも、感覚的に、「これができないから、あれができない」というのは見えます。

なので、それを頑張って言語化して、レッスンでは伝えるようにしてます。

  速いサパテアードができない理由のひとつ

速いサパテアードをできない人というのは、骨盤が後傾しがちな人です。

ちなみに、初心者クラスの生徒さんを見ると、骨盤が後傾している人が8割、9割です。

同じ悪い姿勢でも、骨盤が前傾している人は日本人では少ないです。

靴を引きずりながら、カッコンカッコン音を鳴らして歩く人いるでしょ。

あれ、骨盤が後傾している人じゃないとできないですよ。

骨盤が後傾すると、お尻が落ちます。

お尻が落ちるから、踵に重心が来ます。

踵に重心が来るので、タコンがあがりません。

すると、下駄を引きずるようなサパテアードになってしまうので速いのができなくなります。

更に、骨盤が後傾する人は、脚も後ろに上げることができません。

故に、力を抜き、アセントのところでレマタールするように鋭いサパテアードができず、無駄に力が入ってしまい、強いだけの粗く雑な音を奏でることになります。

更に、更に、骨盤が後傾する人は、脚が前にあがるので、マルカールする時に、最初の足で進んでしまい、脚が後ろにあがる欧米人が間違ってもやらないような、THEジャパニーズ的なマルカールをします。

身体というのは不思議なもので、ルルベをしている時というのは、骨盤を後傾させることも、身体を落とすことができません。

ルルベ、いわば、究極の背伸びをしている時には、骨盤は正しい位置にいきます。

そうじゃないとルルベできないからです。

そして、身体は引き上がります。

そうじゃないとルルベできないからです。

だから、舞踊の基礎の一つでもあるルルベを先に取り組み、身体を作ってしまえば、色々な問題が解決します。

悪い姿勢のままサパテアードを100回、1000回練習したってできるようにならないことが、ルルベに取り組み、姿勢を正しいポジションに置くだけで10回、50回でできるようになります。

急がば回れです。

そして、ルルベができるようになると、速いサパテアードができるようになるだけではなく、

ポーズも決まり出します!

火曜夜の初級クラスの生徒さんたちは、カラコレスの振りもだいぶ覚えてきたので、振付を覚えさせる為の反復練習にレッスン時間を使わずに済むようになってきて、今、一つひとつのパソをリンピアール(綺麗に)しています。

そこで、一昨日は皆に靴下をもってきてもらい、サパトス(フラメンコシューズ)を脱ぎ、

『フラメンコシューズの中で、私の足はどうなっているか』

というのを見せ、皆にも同じようにやってもらいました。

フラメンコシューズの中だと、

〇踵をどの位上げているのか

〇甲をどれ位出しているのか

〇爪先をどれだけ伸ばしている

等が分かりにくいけれども、靴下だと一目瞭然。

「踵を上げて~!!!」

と私が絶叫しているけど、

「上げてますけど、何か?」

ときょとんとされることが初心者さんクラスでは往々にしてあります。

1ミリしか上がってなくても、究極の背伸びになる程上がっていても、確かに踵はあがっている。

でも、

「踵を上げて~!」と絶叫されているのだから、その意味は、

「究極の背伸びをしろ!」ってこと。

靴下でやってみて、

「ああ、ルルベってここまでしないとならないのか」

というのが良く分かったようです。

90分のレッスンのうち90分が終わった頃にサパトス(フラメンコシューズ)を履いてもらって、カラコレスを踊ってもらいました。

すんごい、綺麗( ;∀;)

私、感激!!!

皆も、自分の踊りが見違えたことに驚いていました。

それくらい一目瞭然!

先輩たちも何度もやってきた、靴下で基礎を作るレッスン。

また要所要所でやっていきましょうね(´∀`*)ウフフ♪

  ルルベできない理由のひとつ

足首が固い。

なので、お風呂上り等にストレッチするといいと思います。

今、Youtubeとかを検索すれば、

「ルルベが低い問題をどう解決するか!」

などの動画が出てくると思うので、

そういうのを見ながら、色々試したらいいと思います。

  足の指が伸びていますか?

ルルベは足指が伸びた状態が理想です

足指が伸びたルルベは

    ↓

〇バランスが安定します

〇床を押す力が強くなり、身体が引きあがります

サパトスの中で、指が曲がっていたり、広がらないですぼんでいると、これら(↑)ができなくなります。

バランスが安定しなければ、ポーズも決まらないし、瞬間的にルルベになるサパテアードの時に(要は、タコンが上がる瞬間)、ぐらつきます。

足指が広がらない人は、足指運動『ぐーちょきぱー』するといいのかもしれないです。

ちなみに、このことからサパトスを履く時にはストッキングを履かないようにと生徒さんには申しています。

ストッキングは、意外と横の締め付けが強くて、足指がすぼまります。

そして、滑るのでサパテアードをする時に、サパトスの中で足が先の方にスライドしてしまい、指先がサパトスの先端にコンコン当たってしまいます。

これ、ハンマートゥの原因になります。

ハンマートゥになれば、足指が床に接しない面が生まれます。

それは足指が床をしっかりつかめないことになります。

すると、バランスが悪く、安定を欠きます。

だから、サパテアードでぐらつきます。

もちろん、速いのもできないでしょう。

足指が広がる靴下や、素足、網タイツはOK。

網タイツの場合、ストッキングと違い、肌が靴に接する面が多く、べたつきますよね。

これが滑り防止になります。

ということで、まだまだ書き足りないですが、キリがないので、この辺にしておきますが、こういうことに取り組まないと、どうしても舞踊初心者さんたちは振付だけやってても踊れるようにはなりませんので、頑張って取り組んでみてください。

身体が変わっていきますよ。

では、また(^^)/

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