アドレナリンを控えて、オキシトシンを漂わせてます
本番の舞台があるってのは、本番の日はもちろんのこと、その前もアドレナリンが放出された状態になります。
ワクワクするような楽しいこと
と聞くと、とてもポジティブに聞こえますが、でもその反面、「しんどいな」と感じることが私にはあります。
ポジティブでいるって、シンドイじゃない😅
今日ふとしたことで、改めてアドレナリンの意味を知り、「なるほど、だからか!」と思いました。
アドレナリンは臨戦態勢や逃避状態などのストレスがかかった時に出るホルモン物質だとのこと。
要は、戦場にいる状態ってこと。
本番の舞台はいわば戦場ってことなのね。
そりゃ、疲れる筈だわ。
程々のストレスは、良い刺激になり、生活に張りを与えてくれます。
でも、程々を心掛けないと燃え尽きる。
去年の後半、アドレナリン全開の状態だったので、疲れた私。
思い切って今年は、教室関係の舞台の話以外は全部断ることを続けてます。
その甲斐あって、アドレナリンを出すことなく、ゆったり過ごしてます。
そして、私は私を知りました。
私にとっては、『良い結果・成功=私の幸せ』とは限らないことを。
良い結果を残せるに越したことないけど、それよりも私にとっては、良い結果を残せずとも、成功を収めなくても、掃除して身の回りの空間を居心地良いものにしたり、料理をして美味しいものを口にしたり、猫と昼寝したり、フラメンコだけにならず、日々の生活をゆったりと楽しく過ごすことの方が幸せ度を高く感じます。
今、教室の方も、本番の舞台を詰め込まず、新しい振付をなるべく付けることなく、既に生徒さんたちが知ってるパソを、時間をかけおさらいしてます。
すると生徒さんたちも、がむしゃらにやらないでも済む割合が増え、その分だけ踊る喜びを感じることができるようで、皆、ゆったりとしてます。
今日のレッスンもゆったりでした。
今日のブレリアクラスの3人、力が抜けて、踊りを楽しむ様子が見受けられて、とても素敵でした。
ペテネーラの3人は、エスコビージャが新しく付いたので大変でしたが、その大変を楽しんでるように見えました。
皆、アドレナリンではなく、オキシトシンの放出でした。
レッスン後には、英子ちゃんと頃場(近所のラーメン屋)に飲みに行きました。
ひとしきり喋り、超楽しかった🥳✨👍
誰かと飲みに行き、他愛もない話でワイワイできるのも、これも日々の楽しみの一つ。
多分なのですが、個人差はあると思いますが、これは男性と女性で違いがあるのではないかと思います
男性は目標に向かって、まっしぐらにガーッと行くイメージがあります。
そういう時の男性のパワーはすごいものを感じます。
泣き言を言わないので、女は余計な口出しはせず、ただ見守り、影から応援するだけにしておこうと思わせる雰囲気を漂わせます。
そして、男性にとっては成功はとても大事なようにも見えます。
戦場に闘いに行くのも男たちです。
すごいね。
でも、男のように働こうとしたら、女は心も身体も壊します。
そうならないように、今、私、とっても自分を甘やかしてるます。
そんなこんなで、とても落ち着いてます。
私が落ち着けば、教室の皆も落ち着く。
ゆったりと過ごしてれば、それに飽きて、頑張りたくなる時は来る。
力を溜めておけば、いざって時には、アドレナリン全開で猛ダッシュできる。
その時まで、幸せホルモンのオキシトシンの中でゆったり過ごしてようと思ってます。