(金)発表会リハーサル、(土)実践パルマクラス

(06)クルシージョ

今日は4時にレッスンが終わって、ちょっと用事があって出掛けて、夜、家に帰ったら、気絶しました。
電池が切れた。
ぐっすり寝て、充電して、今は頭すっきり。

10月公演のプログラムの準備をデザイナーさんとやり取りしつつ、このブログを書いています。
あと、ちょっと。
明日には入稿予定。

今回、初めて依頼したデザイナーさんが、かなり有能な方で、予想以上に私が手を煩わすことがなく、それどころか、至れり尽くせりで、前回の優花梨ちゃんに引き続き、私、楽をさせてもらってます。
ものすごく助かってます。
本当に、本当に、今回私は、てか今回も私は、人に恵まれました。
友子さん、ありがとう!

金曜日 12月発表会のリハーサル

昨日は、12月発表会に向けてのエンサージョ(リハーサル)が4時間ありました。
ギターは尾藤大介さん、カンテはダニエル・アスカラテさんでした。
皆、緊張していて、ぎくしゃくしてました。
特に、普段は私が担当していない入門クラスのセビジャーナスを踊る皆さんは緊張していたそうです。
大丈夫よ。緊張しないで。
入門生に対してだけは優しいから(≧▽≦)

何はともあれ、なんとかあと2ヶ月で形にせねばなりませんね。
不安もあるかと思いますが、希望を持ちながら、楽しく練習していきましょう!

昨日見た感じでは、群舞は順調に仕上がってきているように思います。

ソロとパレハの方々は、10月に舞台があるので、今はそっちでいっぱいいっぱいだと思います。
10月26日まではそちらに集中し、それが終わったら12月に向け、本腰入れていきましょう。

尾藤さんのワンポイント・アドバイス、中々効きますね。
皆さん、先生抜きでも、尾藤さんとのエンサージョ、いっぱいやったらいいと思います。
先生がいない時なら、いっぱい教えてくれますよ。

そして、なんと、今日、いよいよ、お席のご予約が残席1となりました。
あとちょっとで満席。
いっぱいお客様にいらして頂くのですから、いい踊りできるように精一杯頑張りましょうね。

土曜日 実践パルマクラス

そして、本日は朝10時から生徒2人のエンサージョがありました。
ギターは小倉誠二さん、カンテは三枝雄輔さんでした。

その後、11時からは雄輔さんのパルマクラスがあり、そのクラスで今日踊る担当の2人が10時から合わせをしておいたのでした。

実は、私、前日のエンサージョが終わり、家に帰ったのが23時。
その時点で、今日のパルマクラスを忘れてました。

「明日はレッスンが13時からで、12時からは真佑子と自主練だわね。
ちょっとゆっくり寝ましょ♪」
と思ってたら真佑子から、
「明日はパルマクラスです!」
と連絡があり、
「その前に10時からエンサージョです!」
と言われ、
「あわわわΣ(・□・;)」
と慌てたのでした。
危ない、危ない。
ゆっくり寝てるところでした。

今回のバイレ担当は真佑子 por ソレア・ポル・ブレリア。もう一人のバイレ担当は梓ちゃん por ソロンゴ。

雄輔さんはパルマを教えながら、歌ってもくれます。何をやらせてもできて、能力の高い方ですね。関心しちゃいます。



パルマクラス、滅茶苦茶、ためになります。

パルマクラスと銘打ってますが、
『パルマを通じてフラメンコを知り、踊りに役立てるヒントを得るクラス』
です。

フラメンコに対して、とっても熱い雄輔さん。

ギターさんはいつも、色々な方に頼んでいるのですが、今日は小倉さん。
小倉さんも熱い!

小倉さん主催のペーニャについて書いた記事はこちら

熱くフラメンコを語る雄輔さん

こちらも、熱い小倉さん!小倉さんは、神楽坂でのフィン・デ・フィエスタのペーニャを開催している主催者さんです

生徒たちがパルマをし、踊り、それについて雄輔さんからアドバイスなり、色々と指摘が入ります。

普段、私が生徒に言っているようなことを、言葉を変えて言われただけのところもあったりして、すると生徒たちが、
「あ、いつも言われてることだ!」
って顔をします。

でも、私の場合は、例えば、
「そこ、首をつけて。鋭く回って」
と言います。
じゃあ、なんで、首を付ける必要があるのか。
鋭く回る必要があるのか。
「そのブエルタの首をつけるところがコンパスのアセントだから、そこがぼやけるとコンパスが見えない踊りになる」
とまでは理由を説明します。
私、これ以上の説明はどうしたらいいか分からない。
もう十分、説明し尽くしたと思ってましたが、雄輔さんは、これを更に深いところから説明していきます。
彼はセオリーを持ってます。
すると生徒たちの心にも届く。
生徒たち、腑に落ちた顔をする。
「美恵先生がそう言ってたのは、そういう意味だったのか」
って顔をする。
すると生徒たちはその必要性が理解できたので、
「やれって言われたからやる」という受動的な態度から
「必要だと自分で実感してやる」に能動的な態度に変わります。

パルマクラスの後には通常クラスがあるのですが、パルマクラスの後だと、私が生徒に何か注意しても、その注意が伝わりやすい。
私、パルマクラス、企画して良かった。
パルマの為だけでなく、フラメンコへの理解度が高まるし、それが当然ながら踊りにも反映される。
雄輔さん、ありがとう( ;∀;)

雄輔さんって、頭のいい人だと思ってたけど違いますね。
頭が良すぎる人ですね。
人って、半歩先を行く人のことは、「すごい!」って認識しやすい。
何故なら、自分が理解できる範疇だから。
でも、2歩、3歩先を行く人って、自分の範疇を超えるから、先にいるんだか、どこにいるのか認識しにくい。
故に、たまに、「え、この人、変人?天然?」って思えることもある。
でも、自分が成長し、かつていたところから2、3歩先まで進むと、
「あの時、あの人が言ってたことは、これだったのか!」と気付く。
そこで初めて、「あの人って、滅茶苦茶高いところからの視点を持った人なんだな」って気付く。
私は雄輔さんと話してると、そういうことが多々あります。
雄輔さんのパルマクラスは、その時は理解できないこともあるかもしれない。
それは、生徒の成長度合いによる。
先日、ブログに書いた、『受け皿』がある生徒には理解できるけど、現時点で受け皿のない生徒、受け皿の小さい生徒は、その説明を取りこぼすと思う。
でも、ゼロじゃない。
分からなくても、今は分かった気になってるだけでも、自分が成長した時に、突如分かることもある。
だから、難しいけど、やっておいたらいいと思う。

このパルマクラスのメンバーはとても素直な子たちなので、言われたことを自分の脳内で勝手に曲解することなく、言われた言葉のままに受け取る。
実は、それが大事。
自分で勝手に変換しない。
すごく大事。
言われたことを素直に一旦受け取り、そこから考える。

踊りのクラスのように、毎週あるレッスンではないのですが、急がば回れで、少しずつフラメンコへの理解を深めていけたらと思ってます。
同席している私にとっても、目から鱗が沢山こぼれ落ちるクラスです。

最後は皆でフィン・デ・フィエスタのブレリアを踊って、パルマ叩いて終わりました。
抜き打ちのようなブレリア。
フィン・デ・フィエスタのブレリアクラスもやらないとね(^-^;
フラメンコ、やることいっぱいあるわね。

このクラスのメンバーで、来年の2月か3月頃、エスペランサでライブをやる予定でいます。
生徒ライブでは、私は生徒にパルマを叩かせないのですが、このライブでは皆がパルマを叩きます。
カンテは、このクラスの先生の雄輔さん。
ギターはエミリオの予定です。

踊りも仕上げ、パルマも習い、ブレリアも対応できるようにするなんて、タブラオってやること沢山あって、大変!
でも、フラメンコ濃度が高いのがタブラオの魅力。
失敗をも楽しみながら、色々と経験して、身に付けて行こうね(^^)/

そして、12月の舞台が終って、余裕ができたら、また小倉さんのペーニャに顔出したいね。
そこでも、踊って、パルマ叩いて、実践練習ができる!
バモ、バモー!



昨日の尾藤さん、ダニエル、そして、海くん、
今日の雄輔さん、小倉さん、
私だけでは生徒に教えきれないことを教えて下さって、どうもありがとうございました。
特に、ここ最近、雄輔さんには世話になりっぱなしですね。
公演関連でも、困ったことがあると、すかさず手を貸してくれてます。
心の底から、ありがとう。

一人でできることは限界があるので、これからも優れた方々に助けてもらいながら、教室を運営していきます。

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