ダイヤモンドのデータベース

舞踊団公演まであと19日

昨日は強い睡魔に襲われ、夕飯も食べずに、夜の9時に寝てしまいました。
でも、普段とは6時間くらい時差がある国に来ちゃったような感覚で、結局、夜中に目が覚めてしまい、寝たんだか何だか分からない感じになってしまいました(^-^;
このところ、良く寝れない日が続いております。
でも、身体は動くので、本番前でアドレナリンが出てるのかもしれません。

一昨日はソロンゴのレッスンがありました。
どうしましょう、ソロンゴ。
ドンドン良くなるんですけど(≧▽≦)

「適材適所」
「不向きなことを敢えてやらせず、その人が向いているところで見せ場を作る」

と改めて思い、フォーメーションを一部変更したら、これがまた、ジグソーパズルの最後のピースがカチッとはまった感じがして、私、すっきり。
ソロンゴはもう思い残すところない。

…はず。


もう一つ、ガロティン群舞もレッスンしました。
ガロティンは、暗く重い曲と違い、「明るく軽快で可愛らしい曲で4拍子」というところに罠がありますね。
「だから、簡単」って思いきや、逆に難しい。
明るく軽快で、可愛らしくて、日本人に馴染みのある4拍子だからこそ、フラメンコから遠くなりがち。
そこをいかにフラメンコとしていくか。
フラメンコへの愛の深さが試されます。
愛が深ければ追及したくなる。
振付をさらい、演出で見せてもらうだけでは物足りなくなり、
「如何にフラメンコにしていくか」
と毎分毎秒、気になっていく。
これぞ愛。


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話は変わりますが、公演を作るとなると、私は色々な人にお仕事を発注します。

衣装を作るデザイナーさん。
プログラム、チラシを作るデザイナーさん。
写真、ビデオを作るカメラマンさん。
音楽を作るカンタオーレ、ギタリスト、パーカショニスト、ピアニスト等。

どの分野においても、「この人しかいない」ってことはなく、ある程度の人数がいる中から選びます。
例えば、フラメンコギタリストはエミリオしかいないってことはなく、いっぱいいる中から、今回はエミリオを選びました。

「衣装を作る」「チラシを作る」と一言に言いましても、完成形や完成品ができるまでの過程の仕事っぷりはは、本当人によって様々。

そこで私は思う。

「料金や、評判や、口コミや、推薦や、受賞歴や、ましてやフェイスブックとかの賑わいでは、推し量れない」って。

仕事って、一緒にやってみなきゃ分からない。
逆に言うと、一緒にやってみると一目瞭然。

今回の舞台、私、多くの業務・分野で、人に恵まれました。

舞台をやるとなると、実のところ、自分の練習なんかする間もない位、やることがいっぱい。
でも、実際に手を動かす量はそれ程でもなく、それらは私ではなく、私から仕事を受注した人たちや、雑務を代わりにやってくれる舞踊団のメンバーたち。

私がやるのは、そういう人たちを選び、ネゴし、アサインし、説明したり、成果物の確認すること。
受注している先が多いので、これだけでも結構な業務量になります。

ただ、『説明する』『成果物の確認をする』というところは、相手次第で、莫大な量にも、ほんのちょっとにも変化します。

勘のいい人に当たると、1から10まで説明しないでも理解してもらえる。
そして、出来上がってくる成果物が私が望んだ以上だったりする。
これは、例えば、HP等の宣伝文句を読んでも分からないし、料金表を見ても分からない。
色々な人に頼み、自分の中のデータベースを作っていくしかない。
他人軸の情報を信用しても、自分の欲しいものは得られない。
信じるべきは、私が直接その人と接した時の直感。
何故なら、一人一人が求めるものは違う筈だから。

今回、仕事を頼んだ人たちとの仕事は、どれもスムーズに行ってます。

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