自分の内なる声を聞く

(01)諸々

人は孤独になるのが怖い。だから、周囲の目を気にし、嫌われないように、時に自分を偽ったり、押し殺したりして生きている。でも、外からのものに目を向け過ぎると、振り回されてしまう。それが疲れる原因。

もしくは、周囲の目が気になるのに、でも自分のこだわりが邪魔して周囲に合わせた振る舞いができなくて、でも気になって…、と、その狭間で疲弊してしまう。

人は、肉体的な疲れは寝れば取れる。

本当にクタクタになるのは精神的な疲れ。

孤独は怖くない。孤独は愛すべきもの。孤独の良いところは、外的なものから距離ができるので、人に振り回されなくなること。

そして、それ故に、自分の内なる声が聞こえてくるところ。トコトンまで自分と向き合わないと聞こえてこない声がある。

その為の孤独。

誰かと愚痴ったり、噂話したりして繋がり、孤独を回避するということをしなくなると、当然ながら孤独な時間は増えるのだけど、すごく皮肉なことに、心は安定する。

孤独を恐れ、孤独になった時のことを憂い、不安になってる時は心が安定しないのだけど、いざ孤独になると、何をそんなに恐れてたのかと思う程、心がドシッとしてくる。

孤独という静寂の中に身を置くことは、実は居心地が良いということを知った。

孤独への恐れを捨てたら、そこにアルテが入り込んできた。

それは、熱く、でも、穏やかな時間。

歌があって、ギターがあって、手を叩き、足を踏み鳴らし、それ以上、何を望む。

コメントは受け付けていません。