令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加公演
なんと、10月の公演が文化庁芸術祭への参加公演に承認されました!
たまたま、芸術祭の期間と10月の公演が重なるので、
ダメ元でと申請してました。
ここのところ、AFFとかで文化庁関係の情報収集をしてたので、私のアンテナに引っかかったのでした。
そんなこんなで、申請締め切り間際の6月末頃は、公の書類作成に追われていて、
「ダンサーでもなく、ダンスの先生でもなく、すっかり私は事務屋さんだ」
とぼやいてたんですね。ははは。
でも、頑張って良かった。承認されて良かった。
また更に用意しないとならないことがあるようです。
こういう説明書を読んで対応するのが、本当に苦手でして・・・。
やれやれ。
写真1枚目は、2017年にうちの教室が群舞で新人公演に出たもの。
2枚目は同年の野音公演。
先週の野音を見ていても、先日の新人公演群舞を見ていても、同じことを私は思いました。
同じように舞台で群舞を作る先生たちの想いとシンクロしちゃって、舞台上の自分を客席から見るような感じで、我がことのように思っちゃったんですね。
「2017年は無我夢中で、あの時の私は最高のものを作ったつもりでいたけど、今の私だったら、もうちょっと違う作り方をするな」
って。
でも、思い返せば、表に出て行くようになったのは2017年が始まりだったように思います。
あれから5年。
フラメンコの世界を飛び出し、文化庁のお膝元に足を踏み入れることになりました。
えええええええ。
てか、私、何がしたいんだ????
自分でも分からない。
正に行き当たりばったり(^-^;
でも、申し込んじゃって、それが承認されたので、やるしかない。
何とかしなきゃ。
作品の良し悪しは、実は主役やセンターの人で決まらない。
群舞。
それも端で踊っている人たちも、主役やセンターと同じような想いで舞台に臨んでいるか。
後ろにいるから、端にいるからいい加減な踊りでも大丈夫と手を抜いている人がいる作品は良い作品とは言えない。
5年が経ち、段々と舞踊団が育ってきたので、今回の作品では私、
「演出で体裁を整え、観れるものにする」
というのから、
「一人一人のフラメンコ性で観れるものにする」
と目標を少し変えました。
ラインが揃ってる、動きがシンクロしてる。
そんなの当たり前。
これまでできてたことをいつまでも目標にしてたって面白くない。
頑張らないでできるものなんてツマラナイ。
実は一番難しいフラメンコ性の向上。
でも、フラメンコを踊る身としては、一番楽しいフラメンコ性の追求。
私も、舞踊団員も、ゲストも、ムシコスも、裏方さんたちも、一丸となって頑張ります!