発表会・舞踊団公演 無事終了いたしました。
第10回 森山みえフラメンコ教室発表会
および
第2回 森山みえフラメンコ舞踊団公演
昨日、大成功のもと、無事終了致しました。
ご来場いただきましたお客様、
どうもありがとうございました。
皆様からの拍手、声援に背中を押され、
出演者一同、楽しく踊ることができました。
巷ではインフルエンザが
猛威を奮っているうようで、
お客様の中には体調を崩されて、
来れなくなってしまった方も
結構いらっしゃいました。
ただ、出演者におきましては、
誰一人、欠けることなく、
皆、元気で舞台を踏むことができました。
それが何よりでした。
今まで頑張って練習してきたことを
披露できて良かったです。
この写真は、夜の部の2部が終わった後の楽屋前で撮りました。
よーく見ると、中川さん、細川さん、森さん、容昌さんがいない・・・(^^;)
昼の部の1部が終わった後でも写真を撮ったけど、
そこには写ってるかな?
2部の舞踊団公演は、昼と夜の2公演でした。
なので、出演者は2回、同じものを踊り、演奏し、歌い、芝居しました。
うちの生徒にとっては、初のことでした。
2回踊れる喜びと、
2回踊る大変さの
両方があったのではないでしょうか。
前日からの舞台稽古、
本番当日はゲネプロ、昼と夜の本番、、
ずっと劇場にいて、
ずっと気を張っていたのではないかと思います。
生徒も、出演者も、裏方スタッフの方々も、
疲れたことでしょう。
皆さん、ゆっくりできる時にでも、
しっかり休養を取って下さい。
私にも、
「さぞや疲れたでしょ」
って労って下さる方も多かったのですが、
私、こういうのをやる度に思います。
疲れを感じているうちは、
人間、本気になってないって。
実は、1週間前辺りから
頭痛が止まりませんでした。
風邪は引いてないし、
インフルエンザの様子もないし、
でも、ただ頭がガンガンしてました。
あまり鎮痛剤は飲まない方なのですが、
飲んでも効きませんでした。
今回は3作目ということもあり、
随分と慣れてきたので、
プレッシャーも不安もなく、
事前準備も生徒さんの協力の元、
スムーズに進んでいたし、
踊りに関しても、
疲れる程は練習しなかったのですが、
神経は張り詰めていたのかもしれません。
でもね、劇場入りしてからは、
なんか、感覚がいつもと違ってました。
前日の劇場での稽古の後、
翌日に備え、夜は早く床に就いたのですが、
(と言っても深夜1時頃)
全然寝れなくて(^^;)。
「明日は本番で、体力勝負なのにどうしましょう」
って思ったけど、目が冴えてしまいました。
でも、昨日の本番の日、全然疲れを感じないんです。
『疲れ』
という感覚がないの。
それで、思いました。
人間って、本気で何かに集中していて、
今、自分の力のありったけを出さないと
目の前のことを成し遂げることできない
って状況の時って、
疲れを感じなくなるんだって。
あの感覚ってのは、とっても独特で、何とも言えない。
もしかしたら、ランナーズハイって、こういうのなのかしら?
すごい、ふわふわした感じ。
現(うつつ)にいない感覚。
夢のような時間を過ごさせて頂きました。
1年は365日。
1日は24時間。
80年生きるとしたら、
時間にしたら70万時間をこの世で過ごす。
昨日は9時頃に劇場入りし、21時頃退館。
約12時間。
これはこの世で過ごす70万時間のうちの、
0.0017%でしかない。
一生のうちに、
何度、昨日のような日を過ごせるか分からない。
けれども、
0.0017%にしか過ぎないこの時間の為に、
毎日を生きて行っています。
また今回も冥途の土産ができました。
私、この世を去る時に、
きっと昨日のことを思い出します。
昨日だけじゃなく、
皆と一緒に舞台を作った日々を思い出します。
今回の舞台を作るに当たり、
協力して下さった皆様、
どうもありがとうございました。
また次に向け、精進して参ります。
今後とも、ご支援の程よろしくお願いいたします。