Recovering
6月18日の生徒ライブで踊った時の写真を頂きました。
赤の衣装はソレア。
赤は私の鉄板。
黒レースの衣装はシギリージャです。
この衣装はおNEWです。
パルマで入った時に一度着たけど、踊る時に着たのはこの時が初めて。
近くでみると黒の衣装に見えたけど、照明の元で見ると、意外と赤が強いのね。
相手役は、ゲスト・バイレの永田健さん。
永田さんと一緒に踊るのは今回が初めてでした。
私は、自分の先生(男性)と5回位だったかな?一緒に踊らせて頂いたことがあります。
その先生に男女のパレハのお作法を教え込まれました。
なので、私の中の相手役の基準はその先生だったりします。
もちろん、人が変われば、色々と違いがある。
この日、永田さんと踊り、当然ながら勝手の違いを感じました。
まだ違和感がある。
パレハって、ソロでも踊れるのが基本にあるけど、ソロを踊る二人が舞台の上にいるのと違くて、あくまでもパレハはパレハなのよね。
二人の息が合い、お互いの存在を感じ合わないと、あまりいいパレハにならない気がします。
けど、まだこの日は、ソロで踊る人が二人って感じだった気がしています。
もうちょっと一緒に練習したり、本番の舞台で踊らないと馴染まない。
来年の2月の公演で一緒に踊ることになっているので、それまでにこの違和感を解消させ、もっと相手に馴染まないと、ただ形を追ってるだけになっちゃうなって思ったのでした。
男性と踊ると、サパテアードの激しさはある。
それだけでも、「すごっ」ってなる。
けど、それだけじゃ足りない。
そこに男女が踊るからこそ表すことができる情感ってものがないと、あまり一緒に踊る意味がない。
足の激しさだけなら、男性同士で踊った方がいい。
情感に関しては、女性の側から強く発し、男性はそれを受け止める感じが、フラメンコは合うと思う。
男性が熱い想いを表現して、女性がクールだと、なんかフラメンコって感じがしない。
女性がわがままに振る舞い、男性が翻弄されつつも包み込むのがフラメンコの男女のパレハではよく見る。
なので、私がもっと頑張らねばなりません。
今後の課題でございます。
そういう観点で言えば、芽衣ちゃんとドミンゴのファンダンゴに負けました。
あの二人は、息があっていて素晴らしかったです。
こちらはオープニングのソレポル。
目下、ダイエット中。
去年病気をし、治療の為に飲んでる薬の副作用で、飲み始めた頃にガーっと太りました。
そういう副作用があるって聞いてたので覚悟はしてましたが、さすがにショックです。
体調も良くなかったので、寝てることが多く、あまり自分の練習もできずにいたので筋肉も落ち、それ故に代謝も落ちました。
そのせいで、軒並み、衣装が入らなくなって困ってます。
少しずつ体調も上向いてきたので、少し身体を動かし、来年2月までにどうにかしなきゃって思っています。
衣装は入らなくなっちゃうし、身体は動かないし、見た目も落ちたし、がっかりなところですが、それでも、今こうして舞台に立ち、踊れるだけでも、めっけもの。
踊れなくなるかもって思ったこともあったので、踊れるだけでも幸せです。
命を削って踊るって程深刻ではありませんが、命を燃やすつもりで舞台に上がっています。